逆流性食道炎
6月にイギリスで行われる、
クラシカルオステオパシーのweek4というセミナーに参加するために
症例報告を書かなくてはいけないですが、
いかんせん文章を書くことがとても苦手なのでぜんぜん進まない。。
一応、12月下旬から治療をしている方の症例をまとめている。
この方の症状は軽い逆流性食道炎。
1回で逆流性食道炎の症状は消えた。
1度の施術では効果が出るとは思いませんでしたが、良かったです。
ただ症例報告のために5回ほど
施術を行う予定です。
逆流性食道炎とは
胃酸が胃から逆流して、食道を傷つけて、
ただれ、潰瘍、胃のむかつき、胸焼けなどを起こす病気です。
逆流性食道炎の原因
原因はいくつかあります。
- まず食道下部括約筋の機能低下、それにより胃から胃酸が逆流しやすくなります。
- 胃酸の分泌増加。
- 胃内圧が高い。
- 食道知覚過敏。
- ストレスなどで自律神経が乱れ上記の原因となる方、暴飲暴食などが続き胃腸にふたんをかけている方が多いです。
当院の徒手療法で出来ること
胃酸が逆流しないようにすること。
まず横隔膜の調整。
十二指腸の調整。
自律神経を調整、主に交感神経の抑制。
裂孔ヘルニアがあれば胃の調整。
体の重心を整える。重心が悪いと胃が上下に伸ばされ逆流しやすいです。
病院では、薬で胃酸の量を減らすなど、対症療法で逆流性食道炎を治すことが多いのですが、当院では徒手療法で改善する努力をしております。
昔は逆流性食道炎を今ほど良くなる確率は少なかったが、
クラシカルオステオパシーや北陸で学んだお陰で、
良くなる確率を上げることが出来た。
逆流性食道炎:症例
先日こられた患者さん。
2週間前から逆流性食道炎の症状が出て病院、カイロプラクティックにここに来る前に受診して全然良くならなくてHPを見て来院。
症状は逆流性食道炎の主なもので、
特に、胸が痛い、寝れないというのが相当つらそうでした。
体の緊張も強くて交感神経がかなり優位な状態。
胸が痛いのは、食道が胃酸によって炎症が起きている場合があります。
ただこの患者さんは少し違うような感じでした。。。。。
特に逆流性食道炎だからといって特別なことはしません。
クラシカルオステオパシーのルーチン(手順)通りにやる。
その際、患者さんの体の制限が強いなぁと感じるところは丁寧に制限を緩めてあげるだけです。
この患者さんは交感神経がかなり優位な状態で興奮状態。。動悸もありました。
なので交感神経の抑制を重点的に施しました。
一度の施術だけでかなり胸の痛みが取れたとの感想。。。
私は基本的にその場の感想は信用しません。
時間が経過し、体が変化しますので、その場の変化はすぐに戻ることが多いためです。
4日後2度目の来院。
前回の施術後から胸の痛みはかなり楽になり、睡眠も取れるようになったとの感想。
本来ならば6回位は施術が必要かと思いましたが、
多分良くなると思います。。。根拠ないですが。。。
この手の症状は早めに施術しないと長期化することが多いと思います。
改善率を上げるためにもしっかり患者さんを見れるようにならないといけませんね、、、、
症状が慢性化している方は、1回2回の施術では変化が難しく複数回の施術が必要となる場合があります。
何事も早めの対処が大事です。
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